N高校の卒業率を調べると、90%台後半の数字と80%台の数字が見つかります。
これは矛盾ではなく、分母の条件が違うためです。
公式が公表した3つの卒業率
N高グループは2026年3月31日時点の卒業率として、次の3種類を公表しています。
- 1・2年次に必要単位を取得し、3年次を迎えた生徒:99.02%
- 2023年度に入学し、2026年3月に卒業した割合:86.99%
- 上記から転学・退学した生徒を除いた場合:93.15%
99.02%の意味
この数字は「1・2年次に必要単位を取得し、3年次を迎えた生徒」が分母です。
すでに3年次まで進み、必要単位を取ってきた生徒を対象にしているため、入学者全体を分母にした卒業率とは意味が違います。
86.99%の意味
2023年度に入学し、2026年3月に卒業した割合です。
こちらは入学年度を起点に見た数字で、転学・退学した生徒も含むため低くなります。
93.15%の意味
86.99%の集計から、転学・退学した生徒を除いた場合の卒業率です。
「学校に残って卒業を目指した生徒の割合」に近い見方ですが、99.02%とはやはり分母が異なります。
N高校単体の数字ではない
公式発表はN高等学校・S高等学校・R高等学校を合わせたN高グループの数字です。
「N高だけの卒業率」として引用しないよう注意が必要です。
卒業には条件がある
卒業には3年以上の在籍、74単位以上、必履修科目、特別活動などの要件があります。
高い卒業率が公表されていても、本人が何もしなくても卒業できるという意味ではありません。
まとめ
N高グループの2026年卒業率は、対象者の定義によって99.02%、86.99%、93.15%という複数の数字があります。
比較するときは「何人を分母にした数字か」まで確認することが大切です。
参考資料
卒業できるか不安なら
卒業率だけでなく、レポート遅延時のフォロー、面談頻度、単位不足時の対応を個別相談で確認しましょう。
N高等学校を検討している方へ
学費・コース・スクーリング・出願条件は年度や選択内容によって変わることがあります。最新の学校資料や募集要項を確認し、自分の場合の条件を確かめてから判断しましょう。
※掲載内容は2026年9月19日時点で確認した情報をもとにしています。制度・学費・募集条件などは変更される場合があるため、最新情報は公式サイト・募集要項をご確認ください。



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